口臭の治療は口臭外来や歯科医院で行います。
口臭外来はあまり多くはないので、歯科医院で行うことが多いでしょう。
歯科医院で行う口臭の治療には、生活習慣の指導、歯周病の治療、虫歯の治療、歯垢や歯石の除去、ドライマウス
の治療などがあります。
口臭と生活習慣は大いに関係しています。
生活習慣病になると口臭が発生するようになることが多いのです。
糖尿病、高血圧症、動脈硬化、高脂血症など、どれも口臭と深く関係しています。
ですから、これらの病気にならないように、また軽快するように生活指導が行われます。
歯周病とは歯茎に炎症を起こす歯肉炎と歯を支える歯槽骨などの歯周組織の炎症の歯周炎を総称したものです。
歯肉や歯周組織が膿を持つようになると、そこから悪臭が発せられるようになりますので、口臭がきつくなります。
歯周病を治療して膿を除去すると、口臭の改善に効果があります。
虫歯は口腔内の常在菌が歯垢と結合することによって酸を作り出し歯を溶かすものです。
虫歯があると、そこに食べかすが詰まりやすくなるので、ますます細菌が増えるという悪循環に陥ります。
細菌も口臭の原因となりますし、虫歯自体も口臭の原因となりますので、虫歯を治療すると口臭が軽快するのです。
歯垢とは口腔内に常在している黄白色の粘性物質です。
歯垢の正体は細菌の塊なのです。細菌が増えると口の中がベタベタしたような状態になり口臭がきつくなります。
また、歯垢が唾液中に含まれるカルシウム成分と結合して石灰化したものが歯石です。
歯垢も歯石も細菌の塊なので、口臭の原因となりますし、除去すれば口臭改善につながります。
ドライマウスとは、その名前のとおり口が渇いている状態のことです。
ドライマウスの原因は、唾液の分泌量が減ることです。
唾液には口腔内の細菌を殺菌する働きがありますが、唾液の分泌量が減ると細菌が増殖し、口の中がネバネバとし
て口臭が発生する原因となります。
ドライマウスは生活習慣の見直しによって改善されますので、病院では生活習慣についてのアドバイスがなされま
す。
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